【胡蝶蘭 根腐れ】根腐れの症状と復活の方法







ご自身で育てている方もいらっしゃると思いますが、お祝いや記念日にプレゼントで頂くことの多い「胡蝶蘭」。

高価で気品に溢れるその姿は、女性がもらって嬉しい花(鉢植え部門)でNo.1です。

そんな胡蝶蘭ですから、頂くと大切にしたいという思いからつい毎日水やりをしがち。

その結果根腐れを起こす場合が多いです。

今日はそんな胡蝶蘭の特性から根腐れの対処法までを簡単にご紹介していきます。

【胡蝶蘭の特性】

まずは、元気な状態を知るために胡蝶蘭の原産地の環境をご紹介しましょう。

胡蝶蘭は、東南アジアなどの熱帯地方が原産です。

熱帯雨林で胡蝶蘭は木に自生して地面に自生していません。

それは胡蝶蘭が「空気を好む」ことに起因しています。

東南アジアの熱帯雨林は厳しい環境で、雨季と乾季を繰り返します。

胡蝶蘭はそんな環境の中でも生きられるように根を太くし、効率よく濡れたり乾いたりを調節しながら、上手に生きているのです。

【胡蝶蘭 根腐れ】なぜ胡蝶蘭の根腐れはおきる?

先に触れた通りの環境で育つ胡蝶蘭。

その太い根で呼吸をしているため、鉢植えの状態ではストレスを感じやすい環境です。

根腐れを起こす主な原因は

・水やりのしすぎ

・肥料の与えすぎ

・蒸し暑い室内という環境

です。

胡蝶蘭の根腐れのサイン

胡蝶蘭が根腐れを起こしているときにすぐに気づけばまた花をさせてくれるのであきらめないで下さい。

出来るだけ早く気づき、対処をすることが重要になります。

根腐れはゆっくりと進行しますが、初期症状は「葉」に現れます。

葉がシワシワになったら、まず根腐れを疑いましょう。

その他の場所に出るサインは以下にまとめます。

・茎にもしわが出る

・花が咲かない、もしくは花が枯れるのが早い

・植込み材に白カビが出ている、もしくはカビのニオイがする

胡蝶蘭の根腐れの対処方法

せっかくの胡蝶蘭。

先にも触れましたが、根腐れの進行はゆっくりですので、早めに対処をすればまだ間に合う場合も多いです。

諦めずに対処をしましょう。

根腐れに一番効果のある方法は「植え替え」です。

正しい植え替えの方法をご紹介いたします。

バークと水苔では植え替え時の注意点が異なりますので、別々に記載します。

<バーク編>

①根腐れは人間でいうと病気にかかっているのと同じ状態。

弱っているので手を清潔に洗い、使用するハサミも刃先を火であぶって消毒したものを使います。

②鉢から胡蝶蘭をそっと取り出し、根腐れしている根を切り落とします。

根腐れのサインは根が黒っぽく変色していることではありますが、一番確かな方法は実際に触れてみることです。

黒くなりかけていても、押せば弾力がある場合はまだ切り落とす必要はありません。

逆に緑色をしていても、押してブニブニする、崩れるといった場合は切り落とす必要があります。

※新鮮な根は、緑色で触ると張りがあり弾力があります。

③バークにはポリポット鉢が適しています。

鉢に胡蝶蘭を入れ、バーク・肥料・バークの順で重ね、胡蝶蘭が倒れないように鉢にしっかりと固定をしましょう。

<水苔編>

①②はバークと同じです。

健康な緑の根だけが残る状態にしましょう。

③健康な根が残った部分にだけ新しい水苔を巻きます。

水苔に適しているのは素焼きの鉢です。

鉢にしっかりと胡蝶蘭が安定するように、多めに水苔を巻いて親指で鉢に押し込めば完成です。

【植え替え後の水やり・注意点】

①植え替え後2週間程度は霧吹きで葉を湿らせる程度にしましょう。

新しい環境に根が慣れる前に水やりを始めてしまうとまた根腐れを起こす原因になります。

②水やりのタイミングが一番重要になります。

バークも水苔も完全に乾ききると水を吸いませんので、乾ききる前に水をあげる必要があります。

胡蝶蘭の品種によってもタイミングが異なりますが、間違いがないのは、水苔やバークの表面から指を1cmほど入れて、そこが乾燥していたら水やりのサインです。

※1株ごとに状態は異なりますので、一律にするのではなく、1株ごとに確認をしましょう。

※受け皿にたまった水も根腐れを起こす原因です。必ず捨てましょう。

③②でも触れましたが、バークや水苔は完全に乾くと水を吸いません。

水やりをする前に、バークや水苔も触れて確認し、適度に湿っているのを確認しましょう。

④肥料をあげるタイミング

肥料をあげるのは春から秋にかけての成長期のみです。

根が元気なことを確認してから、十分に薄めた肥料をあげましょう。

⑤風通しの良い場所で

特性でも触れましたが、熱帯雨林原産の胡蝶蘭は厚さには強いですが、空気に触れないのはストレスになります。

夏場などは直射日光を心配して、クーラーの効いた寒い部屋や高温多湿の室内で育てると根腐れを起こします。

風通しの良い場所で保存しましょう。

【最後に】

観賞用にしろ贈り物にしろ、豪華でもらって嬉しい胡蝶蘭。

根腐れしないことが重要ですが、してしまってもすぐに対処をすれば大丈夫です。

頂いた思い出とともに、購入した時の奮発した気持ちとともに、長く胡蝶蘭の美しさを楽しまれてください。

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